2009/11/27
- 「相互連関を考慮したライフライン減災対策に関するシンポジウム」開催のご案内
- 近年のライフライン地震防災の最新の研究動向や実務の先進的な取り組み事例並びに実態を,ライフライン地震工学に関わる研究者・技術者,事業者および自治体職員等の間で広く情報共有することを目的として,標記シンポジムを開催することといたしましたので,ふるってご参加下さいますよう,ご案内申し上げます.
記
1. 主催---------土木学会・地震工学委員会 相互連関を考慮したライフライン減災対策に関する研究小委員会
(委員長:山崎文雄・千葉大学教授)
2. 日時---------12月4日(金) 9:50~17:30
3. 場所---------土木学会講堂/東京都新宿区四谷一丁目無番地
4. 費用---------シンポジウム論文集1部購入につき,5,000円
5. 申込方法---
(1)個人会員の方:http://www.jsce.or.jp/event/active/information.aspより,本シンポジウムの「申込画面へ」をクリックし,そのまま「申込開始」からウェブ入力でお申込下さい.
(2)法人会員,非会員の方:添付の申込用紙をご記入の上(行事コード:92710/略称:ライフラインシンポ),FAXにて,下記の事務局までご送付下さい.
(3)申込期限:11月29日(日)
6. 問合先-----土木学会事務局 志渡澤優子 TEL:03-3355-3559 FAX:03-5379-0125 Email: shitozawa@jsce.or.jp
7. プログラム(各発表において,発表10分,質疑応答5分)
9:50- :開会の挨拶 山崎文雄委員長
10:00-11:00:セッション1 座長:丸山喜久(千葉大学)
永田茂 ライフライン相互の地震後復旧過程の違いを考慮した地域影響評価
鍬田泰子 工業用水及び他ライフラインの地震時供給停止による製造業への影響
庄司学 地震ハザードに対する電力バックアップシステムのシステム最適化手法の提案とその試算例
稲垣景子 ライフライン災害時の自律性を確保する拠点区域選定のための地域分類手法の検討-横浜市の公共的施設を対象として-
11:15-12:30:セッション2 座長:鍬田泰子(神戸大学)
丸山喜久 千葉県における東京湾北部地震後の道路交通シミュレーションに向けた基礎検討
末冨岩雄 ライフライン被害が地震被害想定や事業継続計画(BCP)に及ぼす影響についての一考察
中井正人 地震動が浄水処理プロセスに与える影響に関する実験的研究
宮島昌克 2009年サモア諸島沖地震と津波による米領サモアのライフライン被害の現地調査速報
井熊亨 首都高速5号池袋線熊野町タンクローリー火災事故 復旧工事の記録
12:30-13:30:昼休み
13:30-15:30:セッション3 座長:庄司学(筑波大学)
矢田照博 大規模災害に備えた電気事業の取り組み
猪股渉 都市ガス事業における事業継続と地震防災対策
師岡悟 水道供給における減災対策
狩野純一 下水道管路施設の震災対策
中島康弘 通信事業者における災害対策の取組み事例
林博基 JR東日本における震災対策の取り組み
藤島勝利 高速道路における地震防災対策について
片岡正次郎 相互連関を考慮した都市インフラシステムの耐震設計
15:45-16:45:セッション4 座長:末冨岩雄(日本技術開発)
朱牟田善治 電力ライフラインを対象とした相互依存性解析の現状と課題
小池武 重層する損傷ライフライン下での震後延焼における消火能力照査
能島暢呂 サプライチェーンのシステムダイナミクス-利用者側のライフライン地震時相互連関-
鈴木崇伸 社会技術的観点によるライフライン防災技術の評価
16:45-17:30:総合討論 座長:山崎文雄(千葉大学)
今後のライフライン減災対策(セッション4の発表者がそのままパネラー)
17:30- :閉会の挨拶 能島暢呂副委員長
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